FRANK DE MULDER

プレスリリース:フランク・デ・モルダー、写真家として4冊目を著名なTENEUES出版グループより出版する、初のベルギー人アーティスト。


プレスリリース:フランク・デ・モルダー、写真家として3冊目を著名なTENEUES出版グループより出版する、初のベルギー人アーティスト。

ゲント、2013年9月26日、芸術写真家フランク・デ・モルダーが、著名なTENEUES出版グループより新しい写真集を発売。「Senses(感覚)」と「Pure(純粋)」に続く3冊目の本で、168ページに及ぶ官能的なイメージには「Glorious(栄光に輝く)」という名が付けられた。今回はものの神髄に迫る作品である。デ・モルダーは「見る人には本当の緊張感やドラマを感じて欲しい。官能的な写真には物語があるもので、写真で起こっていることが本当であると見る側が信じなければならない。それができれば写真家として成功したことであり、それ以下のことはしたくない」と言う。

フランク・デ・モルダーはヌード写真では名が知れた写真家である。写真家として25年間活躍し、世界でもトップ15に入る。彼の作品ではカリスマ性を持った女性たちの力関係が表現されるため、伝説の写真家であるヘルムート・ニュートンとしばし比較される。彼の前作である2冊の本「Senses(感覚)」と「Pure(純粋)」は75か国で販売された。Taschenと並び、大手出版グループであるTENEUESから3冊目を出す最初のベルギー人である。デ・モルダーは1989年に広告写真家としてキャリアを始め、ファッション業界の写真家として活躍。その後、彼の本当の情熱はヌード写真であることに気付く。

この3冊目の本では、見る側が官能美を見るだけでなく、それを感じて欲しいとデ・モルダーは言う。「ヌード写真では、モデルが持ち寄るものが非常に大切になります。それが信じられるか、ということが自分にとって最も大切なことです。もし女性が全てを写真の中であらわにしてなくても、見る側には、彼女にそのつもりがあることが伝わるべきなのです。全ての詳細が大切なのです。」

デ・モルダーは、魅力的な想定の中で、目を見張るようなモデルたちの親密感と、洗練された官能美を引き出す。挑発的ではあるが、彼の作品にはいつも微妙な陰が漂っている。見る側は、モデルのことを深く知るような感覚を覚え、複雑で、かつオリジナルのストーリーを写真は物語る。恥じらいと大胆さが組み合わされ、官能的な写真に緊張感を持たせ、魅力に溢れた感情が高まるドラマが生まれる。フランク・デ・モルダーの「Glorious(栄光に輝く)」は2013年9月26日に発売され、値段は59.90ユーロ。 

フランク・デ・モルダーについて

ベルギーのファッション界と芸術的な写真の世界を率いるフランク・デ・モルダーは、国際的な写真の世界でも名を確立する。大規模な広告キャンペーンやプレイボーイ、FHM、GQ、Maxim、エル、Chéなど、著名な雑誌でも活躍するが、モルダーの最も目を引く作品は、女性の感情や美しさを親密に表現したものである。

フランク・デ・モルダーは1963年8月22日にベルギーのゲントで生まれる。少年時代からイメージや光や美に魅了され、彼が12歳のとき父親から初めてカメラをもらう。17歳のときからデービッド・ハミルトンの写真を真似するようになり、お小遣いの全てを写真機材に費やし、光と写真について独学で本から学ぶ。ブリュッセルのRITSで映画監督を専攻し、その後ゲントのロイヤル・アート・アカデミーに移り、優等生として卒業。その後兵役に服し、陸軍の映像部では軍事訓練に使われる「戦争映画」を数本制作した。

彼は、短編映画やコマーシャルの写真監督を務め、カメラマンとしてのキャリアを始め、29歳のときに写真だけに情熱を注ぐ決意をする。その後写真の世界を邁進して、teNeues出版社の写真家として世界で活躍する写真家となる。常に彼の脇にいるのは仕事上のパートナーであるミシェル・ヴァン・ダムで、「タンゴを踊るには2人必要」と言うように、ミシェルが芸術監督、撮影後のデジタル処理などを手掛ける。彼らは共に3つのスタジオを築き、3つ目のスタジオはゲント近くのメレルベーケにある。


2012年6月のニュース:コダ美術館のラブホテル

ラブホテル、写真で見る覗き見ショー

誰でも壁にとまっている蝿になりたいと思ったことがあるだろう。そして色々な部屋やアパートの中を見るのだ。このコンセプトの下、写真家フランク・デ・モルダーは新しいアート作品を生み出した。この作品のプリントはオランダのアペルドーンにあるコダ美術館にも展示されている。著名な写真家の作品に、甘い蜜をかけるような一点である。

フランク・デ・モルダー(以下FDM):「ある夜、車でゲントの町に行き橋を渡る時、色々なアパートが見えました。全ての部屋にチカチカと電気がついているのが見えて、セックスの最中を目撃するのは面白いだろうなと思ったのです。それからホテルの各部屋で卑猥なシーンをとらえるなどとアイディアを膨らまし、それが生きた性の描写となり、見る側が罪悪感を感じながらも快感を覚える作品となったのです。

Joëlle Verstraeten(以下JV):ラブホテルにはどのような物語がありますか?

FDM:まず、美しいに建物に目が行きます。コンクリート造りの建物が半分開いており、部屋の中が窓から見えるようになっています。建物は水の上に建っており、「現実世界」とのつながりは細い橋だけです。こうして、手が届かないような世界を作り出すのです。自分の夢の世界は現実ではありませんが、細い線によってのみ私たちの意識と繋がっているのです。そしてもちろん、美しい女性に見合うような豪華な車が車庫には停まっているのです。

JV:一見、この写真は違う印象を与えますが、なぜですか?

FDM:遠くから見ると、素晴らしい建物と、魅力的な周りの景観が目に入ります。そして写真に近づくと、異なる部屋が見えてくるのです。それらの部屋は、覗き部屋のようになっています。私のパートナーであるミシェル・ヴァン・ダムと私は、わざとホテルを夜にすると決めました。できるだけ多様な性の描写を見せるようにしたのです。各部屋でおこっていることが何気なく外から見えるのです。私は人を驚かすのが好きですから。(笑)

JV:どのようにこれを撮ったのですか?

FDM:まず白紙から始め、ファンタジーによって導かれるのです。建築家のベニー・ゴバート(Govaert & Vanhoutte Architects)が、このプロジェクトのために建物を特別にデザインしました。彼と彼の助手であるマイケル・ラメンズがそれを立体の部屋にするのを手掛けました。そしてその部屋をスタジオ内につくって、制作が始まったのです。場面をつくり、モデルを雇いましたが、残念なことにそれらの作品を小さなサイズで見せることができない、ということを知りました。最低220 x 180 cmないといけないことが分かったのです。予期しなかったことなので、技術的に非常に苦労しました。計算を誤ったのです。

JV:作品の名前は「ラブホテル」ですが、「ラブ」について話してもらえますか?

FDM:私は情熱や甘美や多様性に富んだ性的な作品が大好きです。だから、ホテルでは、肉体的にも感情的にも様々なラブシーンが繰り広げられています。ある部屋では、男性がゆっくりと妻の首にネックレスをつけており、違う部屋では、2人の女性が互いにキスをして楽しんでいます。「ラブホテル」では日常的に起こる、素晴らしいセックスをあるがままに見せているのです。赤線地帯では、売春婦が客を待っており、自らを見せることに快感を覚える女性は、自分のアパートの窓から自分をさらけ出しています。また情熱的に体を合わせる男女もいます。これらの人物が「ラブホテル」には登場し、これらの人物は全て我々の人生の一部なのです。

JV:その他の作品と比べると、この作品はより性的なものですよね?

FDM:その通りですが、写真が小さいため、許容される範囲が広くなります。これらの部屋の写真を大きなサイズでは決して見せません。映画のラブシーンのように、性行為にはその機能があるのです。覗き見がこの作品のテーマです。この建物の構造からもそのことが分かります。色彩は人の目を引き、部屋の明かりが見る人を引き寄せるのです。

JV:塗り絵のようですね。なぜですか?

FDM:キャリアを通して白黒写真ばかり撮っていました。だから今はカラーを選んで突き詰めたいのです。ミシェルと共に、最大に描写することに決めたのです。だから色のパレットのような作品ができました。

JV:作品に満足していますか?

FDM:人の最初の反応を見るのは楽しいですね。「美しい建物が水の上にあり、色が美しい」と言い、彼らが作品に近づくと、部屋に異なるシーンがあることを発見するのです。人の驚いた表情と、目を見張るのを脇から見るのは面白いです。(笑)この作品に費やした努力は大変なものでした。特に、立体感と現実を組み合わせるのは容易な作業ではありませんでした。自分たちが思い描くようにモデルに演じてもらうのも大変なことです。幸い、全員意欲的に取り組んでくれました。だから皆さんにも感謝しており、コダ美術館に展示されていることもうれしく思います。


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